研究課題/領域番号 |
24655085
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
桑野 良一 九州大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (20273477)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ニッケル / 求核付加 / 酢酸アリル / アルデヒド / (π-アリル)錯体 / 電子移動 / 有機金属触媒 / 極性転換 / (π-アリル)錯体 / グリニャール反応 / カルボン酸エステル / 低原子価金属還元剤 / 遷移金属触媒 |
研究概要 |
1,10-フェナントロリン-ニッケル錯体を触媒とし、亜鉛粉末とヨウ化ナトリウムの共存下、非プロトン性極性溶媒中で酢酸アリルとアルデヒドと反応させることによって、目的とするホモアリルアルコールを良好な収率で得ることに成功した。この反応では、酢酸アリルのアリル基がニッケル触媒と亜鉛により極性転換をおこし、アリル基のカルボニル炭素への求核付加が進行していると考えられる。また、ヨウ化物イオンにより亜鉛からニッケルへの電子移動が促進されていると考えられる。
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