研究課題/領域番号 |
24655087
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
木村 正成 長崎大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10274622)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | ニッケル / 有機亜鉛 / 有機アルミニウム / アルキン / ジケテン / 環化付加 / ニッケル触媒 / ジメチル亜鉛 / フェニル酢酸 / 環化付加反応 |
研究概要 |
ニッケル触媒存在下、ジケテンとアルキン及びジメチル亜鉛を用いると、それぞれ1分子ずつが、高位置及び高立体選択的にカップリング反応を受け、3-methylene-4-hexenoic acidを与えた。ジメチル亜鉛の代わりにジエチルエトキシアルミニウムを用いると、反応挙動が劇的に変化し、アルキンが2分子取り込まれ、置換フェニル酢酸が得られた。同形式の反応の条件下で、トリフェニルホスフィンを加えると、環化付加反応の様式が変化し、対象置換フェニル酢酸が選択的に得られた。本形式の反応は、ジケテンの炭素-炭素二重結合が切断反応を受けて進行していると予想される。
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