研究課題/領域番号 |
24655088
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
河内 卓彌 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (70396779)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | チェーンウォーキング / 環化異性化 / パラジウム触媒 / 五員環化合物 / ジエン / 1,10-フェナントロリン配位子 / 炭素-炭素結合生成 / 環化異性化反応 / シクロペンタン誘導体 / 合成化学 / 触媒・化学プロセス / 有機化学 |
研究成果の概要 |
「チェーンウォーキング」は炭素鎖上を金属種があたかも移動しているように見える機構であり、これを利用して新規な構造をもつポリオレフィンが多く合成されていた。しかしチェーンウォーキングの触媒的有機小分子合成への利用は進んでいなかった。本研究ではチェーンウォーキングを経る炭素-炭素結合生成過程を有機小分子の触媒的合成に利用したジエン類の環化異性化反応の開発に成功した。本反応は様々な1,n-ジエンに適用可能であることが分かったとともに、反応機構に関する検討から実際にチェーンウォーキング機構を経て進行していることを示唆する結果も得た。
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