研究課題/領域番号 |
24655092
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
高分子化学
|
研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
佐野 正人 山形大学, 理工学研究科, 教授 (40344816)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | 高分子薄膜・表面 / 濡れ / ゲル / 転移 / ゲル化 / 吸着 / 共焦点レーザーラマン顕微鏡 |
研究概要 |
12-ヒドロキシステアリン酸により、マイカ表面上でパラキシレンをゲル化させると、ゾル状態では濡れていた溶液が、ゲル化とともにはじくゲルへと反転することを接触角測定により確認した。溶媒を変化させた実験から、凝集エネルギーの大きい溶媒ほど濡れの反転が強く起きることがわかった。一方、共焦点ラマン顕微鏡により、ゲル化に伴い溶媒がマイカ表面近傍から枯渇しているのが観察された。濡れ反転したのは、空気(溶媒の蒸気)が界面に侵入したためである。これは、溶媒の凝集エネルギーがゲルが溶媒を保持する大きな要因であることを意味する。
|