研究課題/領域番号 |
24655111
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
機能物質化学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
佐田 和己 北海道大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (80225911)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 結晶スタンプ法 / STM / 有機結晶 / 分子パターン / 自己組織化膜 / 転写 / ジスルフィド / 金基板 / 結晶工学 / 走査型トンネル顕微鏡 / 分子パターン描画 / 分子構造 / 結晶構造解析 / 結晶 |
研究概要 |
有機物の結晶の結晶面を二次元的に分子が配列した界面であると考え、それを基板と接触させることで、固体-固体接触により、その分子配列を基板に転写する技術、「結晶スタンプ法」の開発を行った。走査型トンネル顕微鏡(STM)の観察から、ジスルフィド基をもつ化合物と金基板の接触によって分子膜が形成されることを明らかにした。特に基板に対して平行方向にイオン対を持つジスルフィドを用いた場合は結晶構造を反映した分子パターンが転写できることを明らかにした。結晶スタンプ法を用いることで 簡便に様々な機能性有機化合物を基板へ転写でき、これらを利用した素子の簡便な構築につながると期待できる。
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