研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、無添加でナノサイズ化することで、難水溶性薬剤が抱える多くの課題(溶解速度の向上、添加物の減少、粒子の凝集抑制、固体分散性の向上)の解決を目指した。食品に利用可能な炭酸ガスを溶媒として、人体に対して悪影響がある界面活性剤等を用いることなく、摩擦による静電気を利用して分散性の高い難水溶性薬剤のナノ粒子化(<100 nm)を可能にした。その結果、先にあげた課題を克服しただけでなく、薬剤の飽和溶解度が向上する(10%程度の過飽和溶解を起こす)事も見出した。
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J. Nanopart. Res.
巻: 14巻, artNo.1251 号: 11
10.1007/s11051-012-1251-4