研究課題/領域番号 |
24655117
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
機能物質化学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
中島 章 東京工業大学, 理工学研究科, 教授 (00302795)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 撥水 / 結露 / 凝結 / 濡れ / 跳躍 / 超撥水 / 水滴 / 電界 / ベーマイト |
研究概要 |
ランダムなナノレベルの粗さを持つ超撥水表面を作製し、ペルチェ素子により冷却して、結露過程での水滴の自発跳躍現象を、上方 および側方の2方向から高速度カメラを用いて観察した。その結果、2つ以上の複数の水滴が合体、変形し、形状回復した後、自発跳躍することが判った。跳躍水滴が小さいほど跳躍初速度が大きくなり、合一前の水滴の大きさの違いが大きいと、跳躍初速度が減少した。実測跳躍速度は理論値よりも小さく、エネルギー散逸があることが考えられた。傾斜した表面では、跳躍頻度が低下・回復を繰り返し、水滴除去性能が維持された。外部から電界をかけることにより水滴の跳躍高さが高くなり、水滴除去性能が向上した
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