研究課題/領域番号 |
24655121
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
機能物質化学
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
寺西 利治 京都大学, 化学研究所, 教授 (50262598)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | ナノ粒子 / コロイド / パラジウム / 結晶構造 / 水素吸蔵 / 結晶面 / コロイド・超微粒子 |
研究概要 |
Pdナノ粒子の水素吸蔵/放出特性の粒径依存性を検討するため、Pd黒および3種類の単結晶正六面体Pdナノ粒子(12、20、40 nm)の水素吸蔵特性について検討したところ、Pdナノ粒子の水素吸蔵量はPd黒と同等であるが、一旦吸蔵された水素原子はPdナノ粒子中で極めて安定に存在することが分かった。さらに、粒径の小さいPdナノ粒子の方がより安定に水素を保持することが明らかになった。水素化生成物のエントロピー変化およびエンタルピー変化やin-situ XRD測定の結果も、上記の結果を支持している。一方、正八面体Pdナノ粒子では、正六面体Pdナノ粒子ほどユニークな水素吸蔵/放出挙動は示さなかった。
|