研究課題/領域番号 |
24655122
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能物質化学
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研究機関 | 京都工芸繊維大学 |
研究代表者 |
清水 正毅 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 教授 (10272709)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | リン光 / 有機発光材料 / 固体発光 / 室温リン光 / 発光材料 |
研究成果の概要 |
イリジウムなどの希少金属を含まずに室温で効率よくリン光を発する有機分子の創製を目的として、1,4-ビス(アロイル)-2,5-ジハロベンゼンを設計し、その合成と物性評価を進めた。ハロゲンを臭素とする誘導体のいくつかにおいては室温リン光が発現することを明らかにした。そして、アロイル基の種類を変えることにより発光色を変化させることができることがわかった。室温、大気下という測定条件において、しかも固体サンプルからこのようにリン光発光が認められたことは、励起三重項状態は通常、室温、大気下においては容易に失活してしまって全く発光に至らないことを考慮すると、大変注目すべき結果である。
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