研究課題
挑戦的萌芽研究
体温調節は、哺乳類をはじめとした恒温動物の生命維持に必須である。生体内の温度制御機構に関しては、複数のオルガネラにおいて異なる機構が提案されているが、未だに物議をかもしている。今回、我々は、蛍光性温度センサーtsGFPを用いて、細胞内の熱産生および温度分布について評価し、褐色脂肪細胞におけるミトコンドリアからの熱産生、および骨格筋細胞の小胞体からの熱産生の可視化に成功した。興味深いことに、ミトコンドリア移行型tsGFPを用いることで、HeLa細胞におけるミトコンドリアの温度不均一性を確認し、その不均一性はミトコンドリア膜電位と相関があることがわかった。
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http://www.sbchem.kyoto-u.ac.jp/hamachi-lab/