研究課題
挑戦的萌芽研究
単核や二核鉄タンパク質において近傍の芳香族アミノ酸残基が酸化され、特殊な酸化的自己修飾が報告されている。本研究では3つおよび4つのヒスチジンが配位した結合サイトを持つ、キュピン型金属結合タンパク質を用い、金属近傍のイソロイシン49やトリプトファン56にチロシンを導入したところ、吸収極大が800nm以上といった近赤外部に見られるような天然にはないクロモフォアが形成された。こうして、作製された特殊なアミノ酸残基はさらなる最適化により、電極との共役による新規バイオエレクトロニクスデバイスや多電子移動反応を触媒する人工金属酵素の創成など、様々な特性評価や利用方法の展開が可能になるものであった。
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J. Biol. Inorg. Chem
巻: 18 ページ: 19-26
J. Biol. Chem
巻: 288 ページ: 22128-22140
J. Biol.Chem.
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J. Biol. Inorg. Chem.
巻: 18 号: 1 ページ: 19-26
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http://www-bfc.mls.eng.osaka-u.ac.jp/BioFunctional_Chemistry/Home.html