研究課題/領域番号 |
24655177
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
機能材料・デバイス
|
研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
古川 行夫 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (50156965)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
|
キーワード | 赤外分光 / 有機半導体 / トラップ / P3HT / PCBM / 有機薄膜太陽電池 / 光化学 / キャリアトラップ |
研究概要 |
有機薄膜太陽電池材料であるPEDOT:PSS/P3HT:PCBMの2層薄膜に関して,532 nm光を60分間照射することにより,赤外スペクトルの変化が観測された.観測されたスペクトルは,トラップされた正ポーラロンと光化学反応種に由来する可能性が考えられる.これらの化学種は室温において安定に存在した.昇温により大きな赤外スペクトル変化が観測されたが,PEDOT:PSSの赤外スペクトルの温度効果であることが分かった.活性化エネルギーを昇温により求めることは困難であり,幾つかの温度において,定温でスペクトル変化の速度を測定して,その温度変化から活性化エネルギーを求める方法が適当と考えられる.
|