研究課題/領域番号 |
24655209
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高分子・繊維材料
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
芦内 誠 高知大学, 教育研究部総合科学系, 教授 (20271091)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 環境材料 / 環境技術 / 環境機能 / バイオポリアミド / 化学改質 / 超分子ゲル / 金属吸着 |
研究成果の概要 |
高度な水中接着性を示すイガイの接着器官にはカテコール基が豊富に含まれている。今回、ポリγグルタミン酸イオンコンプレックスのヘキサピリジニウム部を他の物質に置換する環境調和型の新反応系を構築し、ドーパミン:PGA超分子ゲルの開発に成功した。これは便宜上ドーパミルPGA(dmPGA)と呼ばれている。レオロジー分析からdmPGAは自己修復性ゲルとしての特性を有することが示された。金属吸着試験からは、dmPGAの、なかでも二価金属イオンに対する吸着能がPGAやポリアクリル酸をはるかに凌駕することが判明した。また、双曲線を描く吸着挙動であったため、様々な毒性金属種の効率(同時)除去への展開も期待された。
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