研究課題/領域番号 |
24656037
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
薄膜・表面界面物性
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研究機関 | 近畿大学 (2013) 島根大学 (2012) |
研究代表者 |
田中 仙君 近畿大学, 理工学部, 講師 (20397855)
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連携研究者 |
林 泰輔 島根大学, 総合科学研究支援センター, 教務職員 (50580495)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 有機/金属界面 / 光電効果 / フォトカソード / 光電子分光 / 電子放出 |
研究概要 |
本研究では、有機半導体薄膜の一種である亜鉛フタロシアニン(ZnPc)上にごく薄い銀を蒸着することで、非常に低いエネルギーの光で電子放出が起こる現象についてその詳細を調べた。ZnPc上に銀を蒸着すると、銀/ZnPc界面に電気二重層が形成され、見かけの仕事関数が低下することがわかった。また、銀がナノメートルサイズの微粒子として存在していて、これらの表面で発生している表面プラズモンが電子放出を手助けしているのではないかということも示唆された。
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