研究課題
挑戦的萌芽研究
球状弾性表面波(ボールSAW)素子におけるSAWの超長距離伝搬を用いて漏洩減衰の圧力依存性を測定し、加圧域から使える真空計の実現を図った。多重周回するSAWの散乱抑制に有用なAl製のすだれ状電極の素子を作製した結果、大気圧(100 kPa)の窒素ガス中で1 m伝搬した周回波をS/N=20で観察でき、振幅減衰曲線から減衰を精密に測定できた。ここから圧力に依存しない素子固有の減衰を差し引いて漏洩減衰の圧力依存性を測定した結果、300 kPaから0.03 kPaの範囲で線形性が見られた。以上の結果から、ボールSAW素子による漏洩減衰測定を用いた加圧域から使える真空計の基礎を確立することができた。
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圧電材料・デバイスシンポジウム2014講演論文集
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http://www.material.tohoku.ac.jp/~hyoka/lab.html