研究課題/領域番号 |
24656079
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
山本 剛 東北大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (30436159)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | カーボンナノチューブ / 複合材料 / セラミックス / 電磁波吸収特性 |
研究概要 |
常圧焼成法による大型のMWCNT/アルミナ複合材料の作製に成功したことで,開発が求められているGHzの周波数帯域における電磁波吸収特性の定量評価が初めて可能となった.MWCNT未添加のアルミナ焼結体は,評価対象とした0.1~18 GHzの周波数帯域において顕著な電磁波吸収特性が認められなかったことに対して,MWCNTを配向したいずれの複合材料においても周波数が高くなるに伴い電磁波吸収率は向上し,4~30 GHzにおいては95%程度の優れた電磁波吸収特性を有していることがわかった.これは,世界初の報告であり,MWCNTは電磁波吸収材料の新素材としての可能性を有していることを示唆するものである.
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