研究課題/領域番号 |
24656088
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
林 照剛 大阪大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (00334011)
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研究分担者 |
高谷 裕浩 大阪大学, 大学院工学研究科, 教授 (70243178)
道畑 正岐 大阪大学, 大学院工学研究科, 助教 (70588855)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 蛍光偏光法 / ブラウン運動 / 回転拡散係数 / 回転ブラウン運動 / ナノ粒子 / 粘性計測 / 偏光解消 / デバイストークスアインシュタインの法則 |
研究概要 |
本研究では,液中に分散するナノ粒子の回転拡散係数から微量サンプルの粘性を評価する方法として,新たに蛍光偏光法を利用した計測法を提案する.蛍光寿命が10ns以下の蛍光分子をプローブとして用いる場合,粘度計測のための蛍光偏光度解析の速度100MHz程度まで高速化することが可能となる.直径1nmの粒子では,慣性力の影響が極小化されることから,ブラウン運動の拡散モデルを用いた粘性の測定精度の向上が見込まれる. 本研究を遂行した結果,粘性計測のための回転拡散係数評価装置の構築が完了し,また同装置を用いた基礎実験の結果,微量サンプルの回転拡散係数測定から粘性の評価を行う手法の有効性が実験的に示された.
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