研究課題/領域番号 |
24656107
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
設計工学・機械機能要素・トライボロジー
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研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
七尾 英孝 岩手大学, 工学部, 助教 (50312509)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2013年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2012年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 境界潤滑 / イオン液体 / 超臨界二酸化炭素 / 二酸化炭素 / トライボケミカル反応 / 潤滑 / 二酸化炭素吸収 / 潤滑特性 / 国際情報交換 |
研究成果の概要 |
イオン液体(以下IL)は新規潤滑油として注目され,また高圧条件下で二酸化炭素(以下CO2)をよく吸収する.CO2は軸受鋼の摩擦試験において,摩擦面と反応し炭酸鉄被膜などを生成し摩擦を低減する.そこでエンジンオイルへのILの応用という着想に至った.ガソリンの燃焼により発生した高圧のCO2はILに吸収され,摩擦場に供給されやすく潤滑性の被膜を形成しやすくなるというものである. ILおよびCO2を吸収させたILの潤滑特性を評価した結果,ある種のイオン液体は二酸化炭素を吸収することで摩擦および摩耗ともに低減させる効果を発揮することがわかった.
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