研究課題/領域番号 |
24656132
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
熱工学
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研究機関 | 北見工業大学 |
研究代表者 |
佐々木 正史 北見工業大学, 工学部, 教授 (10322885)
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研究分担者 |
近藤 美由紀 , 国立環境研究所, 研究員 (30467211)
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連携研究者 |
内田 昌男 , 国立環境研究所, 主任研究員 (50344289)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2013年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2012年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 溶存メタン / 湖沼 / 永久凍土 / 炭素14年代 / メタン / AMS14C年代 / 永久凍土融解 / 北極圏 / アラスカ |
研究成果の概要 |
1.AMS14C測定に向けて前処理で必要となる溶存メタンの抽出・濃縮・酸化ラインの製作を進めた。メタンの酸化効率は、ほぼ100%に近いことが 確認され、実サンプルでの実施が可能となった。アラスカの湖沼水の全炭酸の14C測定を実施した結果、ツンドラ域のサーモカルスト湖において、直下の凍土層に存在する古い炭素の寄与を示唆する結果を得た。また、好気的湖水中溶存メタンを常温・暗室において約30日間固定する手法を確立した。 2.有限要素法による非定常熱伝導解析を行った結果、現在の気温レベルでは永久凍土の融解面は安定しており、通常の湖水中溶存メタンには永久凍土起源の溶存メタンは存在しないことが示唆された。
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