研究課題/領域番号 |
24656145
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
熱工学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
植田 利久 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (10151797)
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研究分担者 |
大村 亮 慶應義塾大学, 理工学部, 准教授 (70356666)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 消火 / 二酸化炭素ハイドレート / 大規模火災 / 沸点 |
研究概要 |
プール火炎を対象に,上部から二酸化炭素ハイドレート粉末を落下させ,その消火特性を実験的に検討した.比較対象として,氷,ドライアイスを用いた実験も行った.プール火炎の燃料としては,水よりも沸点の低いメタノール,エタノール,水とぼぼ同等の1-プロパノール,水より高い1-ヘキサノールを対象とした.消火に必要な最小の質量,消火限界質量は,水より沸点の低い燃料では,ドライアイスのほうが二酸化炭素ハイドレートより少なかったが,沸点が同等あるいは高い燃料では,二酸化炭素ハイドレートののほうが少なくなった.これは,沸点の高い燃料においては,水の蒸発が促進し,冷却効果が顕著になったためであると考えられる.
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