研究課題/領域番号 |
24656146
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
熱工学
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研究機関 | 芝浦工業大学 |
研究代表者 |
小野 直樹 芝浦工業大学, 工学部, 教授 (20407224)
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研究分担者 |
松本 壮平 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 集積マイクロシステム研究センター, 研究チーム長 (70358035)
松本 壮平 独立行政法人産業技術総合研究所, その他部局等, 研究員 (70358050)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | マイクロナノデバイス / 熱工学 / 流体工学 / ソーレ効果 / ガス分離 / 水素ガス / MEMS / マイクロデバイス / 物質移動 |
研究成果の概要 |
温度勾配によってガス分子が移動するソーレ効果を活用した水素分離デバイスの研究開発を実施した。具体的には水素と二酸化炭素の混合ガスをマイクロチャンネル内を通過させ、流れと垂直方向に温度差を印加し水素を濃化させる手法である。前半2年間ではMEMSプロセスを用いてシリコン基板とガラスを用いたデバイスを作成し、分離を2段化することで温度差80℃で0.8%の水素濃縮ができた。最終年度では濃縮を進めるため装置をステンレス化して300℃まで温度差をつけ、分離を3段化して1.22%まで濃縮できた。以上からソーレ効果および多段化の有効性は実証できたが、未だ実用的な濃縮とは言えず今後の新展開が望まれる。
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