研究課題/領域番号 |
24656149
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
熱工学
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研究機関 | 独立行政法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
稲田 孝明 独立行政法人産業技術総合研究所, エネルギー技術研究部門, 主任研究員 (60356491)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 氷結晶 / 不凍タンパク質 / 融解 / 結晶成長 / 負結晶 |
研究概要 |
寒冷地の生物が持つ不凍タンパク質(AFP)は、氷の成長を抑制する機能を持つことで知られている。一方、AFPによる氷の融解抑制機能も期待されているが、これまでに有意な融解抑制効果を定量的に測定できた例はほとんどない。本研究では、AFP水溶液が氷結晶に囲まれた系(負結晶)でのみAFPの融解抑制が検出できるという仮説を立て、実際に負結晶を利用して氷結晶の融解実験を行った。その結果、AFP水溶液の平衡融点よりも高い温度域で、AFPが特異な氷結晶面に作用することにより、氷の融解が停止することが確認された。
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