研究課題/領域番号 |
24656175
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
知能機械学・機械システム
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
青村 茂 首都大学東京, システムデザイン研究科, 教授 (20281248)
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研究分担者 |
藤原 敏 横浜市立大学, 生体防御医学研究所, 教授 (20173487)
角田 陽 東京工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (60224359)
中楯 浩康 首都大学東京, システムデザイン研究科, 助教 (10514987)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 毛細血管 / 細胞間接着タンパク質 / 衝撃圧力 / 組織崩壊 / 脳内点状出血 / 頭部外傷 / 脳挫傷 / 血管内皮細胞 / 経内皮電気抵抗値 / 血管透過性 / 密着結合 |
研究概要 |
頭部の強打により発症する脳挫傷では,頭蓋内の急激な圧力変動が出血原因の一つである.本研究では,衝撃圧力による脳毛細血管の細胞間結合力が低下し,その結果,液体保持機能が失われる過程を観察した. 培養血管内皮細胞をチューブ状に立体培養し,毛細血管床を模したチューブ網に衝撃圧力を負荷した結果,チューブ構造が崩壊し,時間依存的にチューブ網が減少した.また,細胞間結合の1つである密着結合の機能的変化を知るために,平面培養した内皮細胞に衝撃圧力を負荷し,径内皮電気抵抗値(TEER)を測定した.その結果,振幅がより大きく,持続時間がより短い圧力が血管内皮透過性をより亢進させることを示した.
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