研究課題/領域番号 |
24656211
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
電子・電気材料工学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
都甲 潔 九州大学, システム情報科学研究科(研究院, 教授 (50136529)
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連携研究者 |
田原 祐助 九州大学, 大学院システム情報科学研究院, 助教 (80585927)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 計測工学 / 分子認識 / 電気・電子材料 |
研究概要 |
本研究は,医薬品やサプリメントの主成分として用いられる分岐鎖アミノ酸 (BCAA)及びそのジペプチドを対象とし,その苦味及び苦味抑制効果の客観評価を可能とする脂質高分子膜を用いた苦味センサの開発を実施した.その結果,①苦味センサを用いて,アミノ酸及びジペプチドの苦味を定量できた.②苦味抑制剤であるL-Lys添加時において,BCAA及びジペプチドIle-Pheの苦味の抑制傾向が示唆され,苦味センサがpH変化の影響を検出している可能性が示唆された.③L-LysのBCAAに対する苦味抑制効果が官能検査によって示された.従って,試作した苦味センサが,苦味及び苦味抑制効果を客観評価できることが示された.
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