研究課題/領域番号 |
24656236
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
電子デバイス・電子機器
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
味野 道信 岡山大学, 自然科学研究科, 准教授 (30222326)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | マグノン / 非線形緩和 / マイクロ波放射 / ボーズ凝縮 / イットリウム・鉄・ガーネット / スピン波 / マイクロ波 / 非線形励起 |
研究成果の概要 |
室温でマグノン系にボーズアインシュタイン凝縮が発生する事が光散乱実験により報告されている。この非線形緩和過程を利用する新しいマイクロ波デバイスを開発する目的で、パラメトリック励起された強磁性マグノンからのマイクロ波放射を実験的に調査した。平行励起とスール1次不安定化過程による垂直励起により、強磁性体イットリウム・鉄・ガーネット(YIG)のマグノン励起を行った。大電力励起下では、多くの周波数成分を持つ放射が同時に観測される。放射スペクトルは静磁場、つまり静磁モードに強く依存していることが分かった。また、放射の時系列データからも4マグノン散乱過程が放射機構に関与している事が明らかになった。
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