研究課題/領域番号 |
24656281
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地盤工学
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研究機関 | 北見工業大学 |
研究代表者 |
山下 聡 北見工業大学, 工学部, 教授 (00174673)
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研究分担者 |
川口 貴之 北見工業大学, 工学部, 准教授 (20310964)
中村 大 北見工業大学, 工学部, 准教授 (90301978)
山崎 新太郎 北見工業大学, 工学部, 助教 (40584602)
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研究協力者 |
ハス バートル
永田 秀尚
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 雪上滑走型岩石なだれ / 雪崩 / 模型実験 / 豪雪地域 / 地震 / 斜面災害 / 地すべり / 崩壊 / 地盤災害 / 防災 / 地震災害 / 豪雪地帯 |
研究成果の概要 |
2011年3月12日の長野県北部地震では雪に覆われた斜面で岩石なだれが発生し通常より長距離拡散した.しかし,メカニズムも発生条件も不明であった.申請者らは観察事実を収集し,それを基礎に2つの実験を行った.第1は3.0kg以下の岩石を模型雪斜面上に落下させる実験であり,第2は6tの岩石と土を50m長の雪斜面に落下させる実験である.第1の実験では硬い雪上では長距離運動が実現したが,軟らかい雪上や,岩石に雪や水が運動中に付加されてもその長距離の運動につながらない可能性が明らかになった.第2の実験では,一部で雪の圧縮により硬い雪が形成され,その上に岩石と土が載って雪上を移動する状況が観察された.
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