研究課題/領域番号 |
24656282
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地盤工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
清田 隆 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (70431814)
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連携研究者 |
小長井 一男 横浜国立大学大学院, 都市イノベーション学府, 教授 (50126471)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | スレーキング / 斜面崩壊 / 一面せん断試験 / 地盤災害 / 泥岩 / 室内土質試験 / 干ばつ / 豪雨 / 風化 / 堆積岩 |
研究概要 |
自然斜面や河川堤防の材料にもなる堆積岩は、乾燥と湿潤の繰返しを受けて風化が促進(スレーキング)されるため、降雨による地盤災害についてはそれに先立つ干ばつの影響を受ける可能性が考えられる。本研究では、被災事例・降雨データの分析、および干ばつと降雨の繰り返しを模擬した室内実験を実施した。その結果、雨季と乾季が明確に分かれる地域では、スレーキングの影響を受けたと考えられる斜面崩壊事例が確認された。また実験結果より、乾湿繰返しの度にスレーキングは進行し、せん断変形・体積変化が生じること、その変化量は応力比が大きいほど顕著に表れること、およびせん断強度が徐々に低下する傾向が示された。
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