研究課題/領域番号 |
24656288
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地盤工学
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
柴 錦春 佐賀大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20284614)
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研究分担者 |
日野 剛徳 佐賀大学, 低平地沿岸海域研究センター, 教授 (20295033)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ウレアーゼ / 炭酸カルシウム / 粘性土 / せん断強度 / 尿素分解菌 / 地盤改良 / 浚渫土 / 微生物 / モデル試験 |
研究成果の概要 |
ナタ豆由来ウレアーゼ菌の代謝活動によりCaCO3の析出促進、粘性土の強度増強の効果を実験的に検討した。蒸留水にナタ豆粉末、尿素、CaCl2を同時に混ぜることを方法1、先にナタ豆粉末と尿素を混合し、微生物の活動が活発になってから、CaCl2を混合することを方法2とする。方法2の溶液中のCaCO3の析出率(実際の析出量と理論上の析出量の比)は方法1のよりかなり高かったが、析出したCaCO3は塊にならず粉末になった。方法1の溶液の場合、CaCO3の析出量が高いほど、改良した粘性土の強度が高かった。しかし、方法2の溶液の場合、CaCO3の析出量と改良した粘性土の強度の間に相関関係は認められなかった。
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