研究課題/領域番号 |
24656296
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
水工学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
川西 澄 広島大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (40144878)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 浮遊土砂 / ウォッシュロード / 音響トモグラフィー / 音響インテンシティー / 浮遊土砂濃度 / 水工学 / 河川流量 / 水工水理学 |
研究成果の概要 |
ウォッシュロードを計測する新たな方法を提案した。複数の中心周波数を持つ河川音響トモグラフィーシステム(FATS)を使って、太田川と江の川および、銭塘江の断面平均流速と流量、信号対雑音比(SNR)を計測した。FATSで計測したSNRから浮遊土砂による音波減衰量を求め、断面平均の浮遊土砂濃度(SSC)を推定した。求められたSSCと同時にFATSで計測される河川流量を用いて、ウォッシュロードが連続観測した。 断面平均SSCは、音波の周波数と粒径に関係する粘性吸収係数を使って求められる。太田川と江の川での粘性吸収係数は、音響理論値の約10倍の大きさとなったが、銭塘江では両者は同程度の値を示した。
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