研究課題/領域番号 |
24656304
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
土木計画学・交通工学
|
研究機関 | 高知工科大学 |
研究代表者 |
朴 啓彰 高知工科大学, 地域連携機構, 客員教授 (60333514)
|
研究分担者 |
熊谷 靖彦 高知工科大学, 地域連携機構, 教授 (10368855)
繁桝 博明 (繁桝 博昭) 高知工科大学, 情報工学, 准教授 (90447855)
永原 三博 高知工科大学, 地域連携機構, 助手 (80461383)
|
連携研究者 |
西田 泰 科学警察研究所, 交通科学部, 研究第一部長 (10356222)
|
研究期間 (年度) |
2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
|
キーワード | 交通事故 / 白質病変 / MRI / FA / DTI / fMRI |
研究概要 |
健常者の脳組織に高頻度で認められる大脳白質病変(LA)が、交差点交通事故に有意に相関することを既に報告している。LAが関与する交通事故メカニズム探索として、MRIによる神経繊維束解析を行った。第一次視覚領野から前頭前野に投射している前頭後頭神経束を標的にしてFAを計測した。LAの無いコントロール群(1)とLAを有し過去10年間で交差点事故を経験した群と比較した。さらに、この群はLAを有するが運転能力が高い群(2)、運転能力が低い群(3)に分けた。左右の前頭後頭神経束とも(1)(2)(3)の順でFA平均値が有意に低下した。LAが関与する交通事故メカニズムは、FA値で評価される情報処理ネットワークの器質的ダメージが関与していると示唆された。
|