梁型構造物の終局耐震性能評価法

• 研究課題/領域番号: 24656325
• 研究種目: 挑戦的萌芽研究
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 建築構造・材料
• 研究機関: 大阪市立大学
• 研究代表者: 谷口 与史也 大阪市立大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (30254387)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2014-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2013年度)
• 配分額: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
• キーワード: 終局耐震性能 / 限界変形 / 限界耐力 / 地震入力エネルギー / 静的吸収エネルギー / 静的安全率

研究概要

土木や建築分野に用いられる梁型立体構造が設計者が設定する限界指標に至る地震動の最大入力加速度を時刻歴応答解析を用いずに、既設新設を問わずに評価できる手法の検討を行った。その結果、静的弾塑性解析から得られる初期降伏時と限界変形時のひずみエネルギー、ひずみエネルギーの内訳、固有振動特性、そして地震動の速度応答スペクトルなどの情報を用いることにより精度よく限界指標に至る入力加速度の予測が可能となった。その成果により、構造物の静的荷重変形関係を詳細に調べることによって、サイトの地震波が定まれば構造物の終局耐震性能が容易に予測できるようになった。

研究成果

• [雑誌論文] Ultimate Seismic Resistance Capacity for Long Span Lattice Structures under Vertical Ground Motions,Hindawi Publishing Corporation (2013)
  • 著者名/発表者名: 谷口与史也
  • 雑誌名: Journal of Structures 巻: Vol.2013, Article ID 679859 ページ: 14-14
  • 査読あり
• [雑誌論文] Ultimate Seismic Resistance Capacity for Long Span Lattice Structures under Vertical Ground Motions (2013)
  • 著者名/発表者名: Yoshiya Taniguchi
  • 雑誌名: Hindawi Publishing Corporation, Journal of Structures 巻: Vol.2013 ページ: 14-14
  • NAID: 110009631587
  • 査読あり
• [雑誌論文] 平面ラチス梁の終局耐震性能に及ぼす静的安全率の効果 (2012)
  • 著者名/発表者名: 谷口与史也,松浦由紀
  • 雑誌名: 日本建築学会構造系論文集 巻: 第77巻第674号 ページ: 603-609
  • NAID: 130004508160
  • 査読あり
• [学会発表] 平面ラチス構造物の地震入力エネルギーと入力加速度に関する研究 (2014)
  • 著者名/発表者名: 谷口与史也，徳田研多，吉中進
  • 学会等名: 日本建築学会年次大会
  • 発表場所: 神戸大学
• [学会発表] Effect of Quasi-static Seismic Loads on Plane Lattice Frames with Columns (2013)
  • 著者名/発表者名: Kenta Tokuda, Yoshiya Taniguchi
  • 学会等名: Proc. of IASS Symposium 2013
  • 発表場所: Poland
  • 年月日: 2013-09-24
• [学会発表] Effect of Quasi-static Seismic Loads on Plane Lattice Frames with Columns (2013)
  • 著者名/発表者名: Kenta Tokuda, Yoshiya Taniguchi
  • 学会等名: IASS symposium 2013
  • 発表場所: Wroclaw, Poland
• [学会発表] Kenta Tokuda, Yoshiya Taniguchi (2013)
  • 著者名/発表者名: Effect of quasi-static seismic loads on plane lattice frames with columns
  • 学会等名: International Association for Shell and Spatial Structures (IASS)
  • 発表場所: ポーランド