研究課題/領域番号 |
24656364
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
金属物性
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
早稲田 嘉夫 東北大学, 多元物質科学研究所, 名誉教授 (00006058)
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研究分担者 |
柴田 浩幸 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (50250824)
篠田 弘造 東北大学, 多元物質科学研究所, 准教授 (10311549)
藤枝 俊 東北大学, 多元物質科学研究所, 助教 (60551893)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 金属物性 / ナノ物性 / 固体電解質 |
研究成果の概要 |
組成がLiGe2(PO4)3のガラスがNASICON型のガラスセラミックになるとイオン伝導率が急激に上昇することに着目し、それらのGeの局所構造を調べた。GeO6の八面体ユニットで構成されているガラスセラミックのX線吸収分光測定を行った結果、高エネルギー側に肩を有したXANESスペクトが観測された。そのような特徴は、ガラスのXANESスペクトには観測されなかった。また、EXAFSスペクトルのフーリエ変換により得た動径構造関数において、ガラスのGe-O相間距離はガラスセラミックよりも短い。従って、ガラスのGeはNASICON型ガラスセラミックとは異なる局所構造を有していることが明らかになった。
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