研究課題/領域番号 |
24656368
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
金属物性
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
山本 明保 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (20581995)
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研究分担者 |
下山 淳一 東京大学, 大学院工学系研究科, 准教授 (20251366)
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連携研究者 |
岸尾 光二 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (50143392)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 超伝導材料 / 超伝導 |
研究成果の概要 |
二ホウ化マグネシウム(MgB2)は冷却に液体ヘリウムを要さず、冷凍機冷却により高温度で動作可能な次世代超伝導材料である。本研究では、MgB2線材実用化への課題である超伝導相の高密度化を検討した。①ホウ素の代わりにMgB4前駆体を用いる改良in-situ法を基礎開発した。従来法と比較して空隙の原因となる仕込みMg量を半減でき、相対密度は約30%向上した。②これまで高圧下においてのみ報告されていたMgB2の顕著な自己焼結を常圧下において初めて実現した。高密度組織と強固に結合した結晶粒界を反映して、コネクティビティは従来のin-situ法の3倍に達し、常圧下作製MgB2線材として最高値を記録した。
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