研究課題/領域番号 |
24656387
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
無機材料・物性
|
研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
楠瀬 尚史 香川大学, 工学部, 准教授 (60314423)
|
連携研究者 |
上利 泰幸 地方独立行政法人, 大阪市立工業研究所, 研究主幹 (70416288)
関野 徹 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (20226658)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | 炭化珪素 / ファイバー / エレクトロスピニング / エレクトロスピニング装置 / ポリビニルアルコール / ポリビニルブチラール / アルミナ / イットリア |
研究概要 |
耐熱不織布は、触媒や断熱材などの広い工業分野で応用が期待される材料である。本研究では耐熱材料としてSiCセラミックスを選択し、セラミックファイバーまたはチューブ構造を作製するために、エレクトロスピニング法が研究された。バインダーとしてPVBを用い、セラミックス成分としてSiCと焼結助剤を加えたスラリーの溶媒濃度を制御することにより、SiC-バインダーハイブリッドファイバーの作製に成功した。40vol%のセラミックス濃度と焼結助剤を加えることによって、焼結後もファイバー構造の維持に成功した。また、芯鞘ノズルを用い紡糸することにより、チューブ構造を持つSiC焼結体の作製にも成功した。
|