研究課題/領域番号 |
24656418
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
駒崎 慎一 鹿児島大学, 理工学研究科, 教授 (70315646)
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研究分担者 |
足立 吉隆 鹿児島大学, 大学院理工学研究科, 教授 (90370311)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 低炭素オーステナイト系ステンレス鋼 / 酸化 / 水素 / 水素誘起加速酸化 / 高温高圧水中 / 酸化皮膜 / 空孔濃度 / スモールパンチ試験 / 低炭素オーステナイト系ス テンレス鋼 |
研究概要 |
本研究課題では,BWR模擬環境中での低炭素オーステナイト系ステンレス鋼の水素誘起加速酸化(HAO)のメカニズムを明らかにすることを目的とした.その結果,鋼中への水素添加によって,内層酸化皮膜中のCr濃度が減少し,空孔濃度が増加することを改めて確認した.加えて,BWR模擬環境中にてスモールパンチ試験を行ったところ,水素添加材のみで応力腐食割れ(SCC)が発生し,またき裂先端で酸化が加速されていたため,SCC初期き裂発生には水素による加速酸化が大きく影響することがはじめて明らかとなった.
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