研究課題/領域番号 |
24656424
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 独立行政法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
垣内田 洋 独立行政法人産業技術総合研究所, サステナブルマテリアル研究部門, 主任研究員 (40343660)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 酸化バナジウム / メゾフレーク / 三次元ネットワーク / 液相成膜法 / 自己組織化 / サーモクロミック / 光散乱 / 熱伝達特性 / 半導体-金属相転移 / 放熱・断熱制御 / 熱検知 / ガラス基板 / 大面積化 / バッファ層 / 成膜前処理 / 成膜後処理 / レーザ改質 / 表面熱伝達 / 膜品質向上 / バイオミメティック材料 / 液相法 / 相転移 / 断熱・放熱 / 対流 / 放射率 |
研究成果の概要 |
メゾスケール(ここではサブミクロンから数ミクロンスケール)のフレーク形状を有する酸化バナジウム膜を、一種の自己組織化的プロセスである、液相成膜法により形成した。その光透過特性は、従来の緻密なVO2膜で見られるサーモクロミック挙動では説明ができない熱応答性を示すことを見出した。この機構の光学的な解析によれば、サーモクロミズムに起因する屈折率変化が要因である可能性が高い。すなわち、屈折率の影響が大きい光散乱特性の変化が、この開放的な構造で強く現れた結果であると考えられる。本研究では、さらに、応用上重要となる大面積化を見据えた技術と、その熱伝達特性の評価技術の開発に取り組んだ。
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