研究課題/領域番号 |
24656426
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
材料加工・処理
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
石田 清仁 東北大学, 工学(系)研究科(研究院), 名誉教授 (20151368)
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研究分担者 |
大沼 郁雄 東北大学, 大学院工学研究科, 准教授 (20250714)
大森 俊洋 東北大学, 大学院工学研究科, 助教 (60451530)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 結晶粒成長 / Cu基形状記憶合金 / 熱処理 / 異常粒成長 / 繰り返し熱処理 / 亜結晶粒 / Cu基形状記憶合金 / 正常粒成長 / ピン止め効果 / 超弾性特性 / 相対粒径 / 制震材料 |
研究概要 |
Cu-Al-Mn形状記憶合金のβ(bcc)相の粒成長を測定するとともに、その超弾性特性を向上させるための巨大擬似単結晶の作成を試みた。その結果、900℃で溶体化後に500℃まで徐冷し、α(fcc)相を析出させた後、800℃以上に加熱、再溶体化する熱処理を繰り返す事によって巨大結晶粒を得る事ができた。これは、β単相状態から冷却し、α相を析出させる事によりβ結晶粒間に亜結晶粒組織が形成され、この亜結晶粒界エネルギーが駆動力となって異常粒成長が生じたと考えられる。この巨大結晶粒を有する合金は超弾性特性に優れ、防振材料として期待される。
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