研究課題/領域番号 |
24656452
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
金属生産工学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
鈴木 茂 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (40143028)
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研究分担者 |
篠田 弘造 東北大学, 多元物質科学研究所, 准教授 (10311549)
藤枝 俊 東北大学, 多元物質科学研究所, 助教 (60551893)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 金属生産工学 / 廃棄物処理 / 非鉄金属製錬 / 水処理 |
研究概要 |
粗大な砒酸鉄水水和物およびリン酸鉄水和物の粒子をアルカリ溶液に浸漬することにより、maghemiteの多孔質酸化鉄粒子が得られる。この粒子は、大きな比表面積および優れたろ過性を示すため、砒素吸着材料への応用が期待できる。異なるpHの溶液で砒素吸着特性を調べた結果、本多孔質酸化鉄粒子の砒素吸着量はpHの低下に伴い増大することが明らかになった。また、砒素が吸着した粒子をアルカリ溶液に浸漬することにより、砒素は脱着した。金属鉄の板を浸漬した水溶液では、砒素の脱着が促進された。水溶液の電位の低下が砒素の脱着を促進させたと推察される。
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