研究課題/領域番号 |
24656458
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
金属生産工学
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
邑瀬 邦明 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30283633)
|
研究分担者 |
北田 敦 京都大学, 大学院・工学研究科, 助教 (30636254)
|
研究協力者 |
鈴木 遼平 京都大学, 大学院・工学研究科, 修士課程学生
杉村 博之 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (10293656)
一井 崇 京都大学, 大学院・工学研究科, 助教 (30447908)
|
研究期間 (年度) |
2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
|
キーワード | 電析 / マンガン / イオン液体 / 常温溶融塩 / 室温溶融塩 |
研究概要 |
電位窓の広いイオン液体を溶媒とする金属 Mn の電解採取を検討した。イオン液体 1-ethyl-3-methylimidazolium chloride は電位窓が 0~2 V vs. Mn 程度であり還元耐性が不足していた。イミダゾリウム環の2位をメチル置換した 1-butyl-2,3-dimethylimidazoliumum chloride (1) を用いたところ、電位窓は約 0.5 V 広がり、Mn の析出溶解にともなう酸化還元波が観測された。イオン液体 1 を用いた定電位電解ではマンガンを含むアモルファスの灰色電析物が得られた。しかしながら、電析量は通電電気量から期待される値に比べ低く、水溶液系の電流効率(60%)の改善には至らなかった。
|