研究概要 |
(1)エイズ関連リンパ腫のモデルマウスに対するハイブリッドリポソーム(HL)の治療実験について、肝臓重量測定、HE 染色および免疫染色による組織学的解析において、肝臓でのリンパ腫の顕著な増殖抑制と延命効果が明らかとなった。(Nano Bull., 1, 120105(2012)) (2) エイズ治療の基礎研究として、セファランチン(SEP)のHIV侵入阻害効果およびその機構をin vitroで検討したところ、SEPが細胞膜の流動性を低下させることで、HIVのT細胞への侵入を阻害することが確認された(Bioorg. Med. Chem. Lett.,24, 2115(2014))
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