研究課題
挑戦的萌芽研究
原核生物である大腸菌の翻訳系において、「環状RNAを用いた終わりのない回転式翻訳システム」を構築し、その分子メカニズムを解析した。終止コドンを除いた環状のメッセンジャーRNA (mRNA)を合成し、それらを大腸菌の無細胞翻訳系に加えることでエンドレスにタンパク質合成させることに成功した。その反応は通常の直鎖状RNAを鋳型とするタンパク質合成反応に比べ、単位時間当たり200倍ほど高効率であることを明らかにした。
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Angew. Chem. Int. Ed.
巻: 52 号: 27 ページ: 7004-7008
10.1002/anie.201302044
Angewandte Chemie Int. Ed.
巻: x