研究課題/領域番号 |
24656540
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地球・資源システム工学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
田中 剛 名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 名誉教授 (00236605)
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連携研究者 |
三村 耕一 名古屋大学, 大学院環境学研究科, 准教授 (80262848)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | Carbon dioxide / Geochemistry / Peridotite / Mechanochemical reaction / Olivine / Geological sequestration / Gas-chromatograph / Ball mill / 二酸化炭素 / 地中隔離 / 地球化学 / メカノケミカル反応 / カンラン石 / ガスクロマトグラフ / 粉砕反応 / 希土類元素 / 韓国 / ボールミル / 地中処分 |
研究成果の概要 |
二酸化炭素は、岩石・鉱物の破砕に伴い、苦鉄質鉱物と急速に反応する。本研究では、多様な ケイ酸塩鉱物/岩石と二酸化炭素の反応性を様々な条件下で比較検討した。岩石・鉱物試料を、二酸化炭素 10%、窒素 90%の混合ガスで満たされた反応容器内でゆっくりと粉砕した。容器内に残 ったガス組成を逐次ガスクロマトグラフで分析し、反応した二酸化炭素の量を求めた。反応量は、 粉砕の速度に応じて増加した。強力に粉砕した場合は、1 時間に 1 mol のカンラン石が 0.03mol の CO2 と反応することがわかった。このメカニズムを連続ボールミルの中で作動させるなら、発生源近くでのCO2固定に発展しえよう。
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