研究課題/領域番号 |
24656553
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
リサイクル工学
|
研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
古屋仲 茂樹 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 環境管理研究部門, 研究グループ長 (60357035)
|
連携研究者 |
芝田 隼次 関西大学, 環境都市工学部, 教授 (70067742)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | リサイクル / 貴金属 / 溶解 / 希塩酸 / 二酸化マンガン / 塩素 / 廃棄物再資源化 / 環境技術 / 浸出 / 廃棄物処理 |
研究成果の概要 |
本研究では、毒・劇物を使用しない穏やかな条件下で貴金属を溶解可能で、リサイクル現場で活用できる安全な貴金属溶解技術の開発を目的として、希塩酸にマンガン酸化物を加えた湿式粉砕過程においてAuなどの貴金属が溶解する現象に着目し、その基礎的特性を解明するとともに、廃プリント基板等への適用性を検討した。 その結果、0.5mol/dm3塩酸と二酸化マンガンという温和な条件下でAuとPdを溶解可能であり、その際、多量の塩素ガスは発生せず安全なことが確認された。一方、Ptの溶解には適用できず、基板中の貴金属を対象にする場合、CuやNiなどの主要元素の事前除去が必要であることが分った。
|