研究課題/領域番号 |
24656554
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
核融合学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
橋本 直幸 北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (50443974)
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研究分担者 |
佐々木 克彦 北海道大学, 大学院工学研究院, 教授 (90215715)
向井 紳 北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70243045)
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連携研究者 |
向井 紳 北海道大学, 大学院工学研究院, 教授 (70243045)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 熱伝導性 / 構造材料 / 照射効果 / 複合材料 / 機械的特性 / 熱伝導率 / カーボンファイバー / カーボンナノチューブ / 二次元配向 / 焼結 / 鉄系材料 / 接合 / CNT |
研究成果の概要 |
高熱伝導性を有する鉄系複合材料の創製を念頭に、鉄及び鋼とカーボンファイバー(CF),カーボンナノチューブ(CNT),銅の焼結体を作製した。浸炭を抑制するために銅を拡散障壁とした複合材料の熱拡散率は母相の1.3倍に向上した。さらに、CFが二次元配向した複合材料の熱伝導率は母材の2.5倍を示した。この材料の硬度は母材と比較して高いが、一方で強度の低下が観られ、母相/CF界面の脆弱性が露見した。また、CF及びCNTの結晶構造の照射下安定性は照射温度に強く依存し、低温ほど層間隔の増加とグラフェン層の非晶質化が観られたことから、CNT及びCF結晶構造の照射下安定性には閾温度が存在することが示唆された。
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