研究課題
挑戦的萌芽研究
内因性カンナビノイドの一種であるアナンダミドは、多くの生理学的過程に関与することが知られている。哺乳動物では、CB1/CB2およびTRPVに加えて、未知の受容体CBxがアナンダミド受容体として存在することが示唆されている。我々は、新規アナンダミド受容体を同定するために、線虫Caenorhabditis elegansをモデル生物とした機能的スクリーニングを試みた。その結果、sfah-1およびsfah-2と名付けた線虫の新規7回膜貫通型受容体の同定に成功した。SFAH-1はCB1およびCB2受容体と弱い相同性を示すのに対し、SFAH-2は脊椎動物のある種のペプチド受容体と相同性を示した。
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Nature Commun
巻: 3
Nature Communications
巻: 3 号: 1 ページ: 1136-1136
10.1038/ncomms2136
http://bunshi3.bio.nagoya-u.ac.jp/~bunshi6/matsumoto_japanese/index.html