研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、大腸菌ゲノムで0.5 kb以上の長さを持つ遺伝子間領域を体系的に解析した。まず独自の情報解析に基づきゲノムデータベースから目的に沿う領域を94部位抽出した。優先順位にしたがって欠失変異体を作成し解析すると、増殖が低温感受性を示すものが1種見出された。さらにこの領域には長鎖の逆方向反復配列が見出され、この配列に重要な機能があると示唆された。また並行して、複製開始タンパク質DnaAの結合部位クラスターを遺伝子間領域にもつdatA領域の機能解析も進め、datAがDnaAを制御するメカニズムを解明した。
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