研究課題/領域番号 |
24657014
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
嶋田 正和 東京大学, 大学院情報学環, 教授 (40178950)
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連携研究者 |
若本 祐一 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (30517884)
吉田 丈人 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (40447321)
大林 夏湖 東京大学, 大学院総合文化研究科, 特任研究員 (20448202)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 一細胞培養系 / 大腸菌 / 細胞伸長 / 表現型可塑性 / 細胞密度 / recA遺伝子発現 / 環境ストレス / 1細胞培養計測系 / SOS応答 / recA遺伝子の発現 / 密度依存性 / プロモーター活性 / 細胞分裂 / 変動環境 / ストレス / 貧栄養環境 / SOS遺伝子の発現 / マイクロ流路 / 貧栄養 / SOS反応 / 遺伝的順応 |
研究成果の概要 |
一細胞培養系を用いて、大腸菌の細胞伸長に関わる3要因を解析した。(仮説A)「捕食回避説」、(仮説B)「低密度良好説」、(仮説C)「環境ストレス説」である。細胞密度・増殖環境変化に伴う細胞伸長作用とrecA 遺伝子発現の関連性を調べた。その結果、一部細胞でrecA 遺伝子プロモーター活性が高くなり、recA を強く発現する細胞("高 recA 発現細胞")は細胞サイズの大きい伸長細胞であった。また、細胞密度が高まると伸長細胞頻度や高recA 発現細胞数が増加した。細胞密度の増加は、老廃物の蓄積や栄養塩の枯渇をもたらし、環境ストレスが増加することで、細胞伸長とrecA遺伝子発現をもたらしている。
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