研究課題/領域番号 |
24657021
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 独立行政法人森林総合研究所 |
研究代表者 |
安田 雅俊 独立行政法人森林総合研究所, 九州支所, 主任研究員 (40353891)
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研究分担者 |
八代田 千鶴 森林総合研究所, 関西支所, 主任研究員 (20467210)
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研究協力者 |
栗原 智昭
緒方 俊輔
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 野生生物 / 保全生態学 / 九州 / ニホンカモシカ / 絶滅危惧種 / 特別天然記念物 / 個体識別 / マイクロハビタット / 九州地方 / 塩場 / 個体群保全 / 自動撮影 / ウシ科 |
研究成果の概要 |
カモシカ(鯨偶蹄目ウシ科)は、日本固有の大型草食獣で、国の特別天然記念物である。九州では、熊本・大分・宮崎県の3県の山地に生息するが、個体数は少なく、減少傾向が続いており、地域個体群が近い将来、絶滅する可能性がある。そこで、自動撮影法で撮影される個体のナチュラルマークに基づく個体識別の可能性を検討を行ったところ、一部の個体では個体識別が可能であった。また、カモシカの撮影効率を高める微地形や誘引餌等を探索した。人工的な塩場等により、カモシカを誘引し、効率的に撮影を行う方法を検討した。人口的な塩場は、限られた期間では十分な誘引効果は得られなかった。岩崖や鞍部における撮影率は高かった。
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