研究課題/領域番号 |
24657044
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
形態・構造
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
松田 学 筑波大学, 医学医療系, 講師 (30282726)
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研究協力者 |
葛西 裕亮
井上 尚哉
根本 侑玖
岡村 直道
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | lactation / tissue culture / milkstasis / histamine / 乳腺 / 乳汁合成 / ヒスタミン / セロトニン / タイトジャンクション / 細胞極性 / 泌乳 / ミルク / リン酸輸送体 / 乳汁分泌 / 細胞培養 / 分泌活性化 / ヒスチジン脱炭酸酵素 |
研究成果の概要 |
乳腺上皮細胞は、特定の刺激条件が揃えば乳汁の合成と分泌を行うが、条件がひとつでも欠ければ、それを感受し、乳汁合成を停止させる。本研究では、インスリンおよびコルチゾルといった体制ホルモン、および内性因子であるヒスタミンシグナルが、乳腺上皮細胞の極性を高めることを通して、乳汁合成の開始に寄与することが明らかとなった。これらのシグナルは、生体組織の乳腺で乳汁分泌に必要条件ではあるが、培養した乳腺上皮細胞に盛んな乳汁分泌を促す十分条件ではないことがわかった。乳汁を生産するバイオリアクターの開発には、さらなる研究が必要である。
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