研究課題/領域番号 |
24657058
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
動物生理・行動
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研究機関 | 独立行政法人海洋研究開発機構 |
研究代表者 |
滋野 修一 独立行政法人海洋研究開発機構, 海洋生物多様性研究分野, 技術研究員 (90360560)
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研究分担者 |
小倉 淳 長浜バイオ大学, コンピュータバイオサイエンス学科, 准教授 (60465929)
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連携研究者 |
神崎 亮平 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (40221907)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 熱水動物 / 神経系 / 進化 / 熱水噴出孔 / 極限環境 / 深海 / 脳 / 海洋動物 / 化学受容 / 感覚系 / 進化学 |
研究成果の概要 |
熱水噴出域適応動物種の感覚能力の解明を試みた。高温耐性種の感覚細胞タイプ、入力経路、グリア細胞の支持構造が同定された。化学物質に対する応答実験では、過酸化水素について比較種よりも十倍の高感度で嫌悪性を示し、抗酸化ストレス効果をもつリナロールに対する強い嗜好性が明らかになった。また多種のRNA配列の解読により、各種感覚、熱、痛み、環境ストレスなどに関わる遺伝子の配列情報を得、特に恒常性維持に重要なTRPチャネル遺伝子の特異構造を得た。これらの結果は熱水優占種の感知能力の特徴として、酸化ストレスや恒常性維持に関わる特化した外界感知能力および神経系を進化させたものと考察された。
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